■略歴
| 1968年 |
日本大学歯学部卒業 |
| 1971年 |
神奈川県横浜市港北区にて開業 |
| 1980年 |
山形県酒田市日吉町にて移転開業 |
| 1999年 |
スウェーデンマルメ大学歯学部名誉博士号 |
| 2006年 |
日本大学客員教授 |
| 非常勤講師 |
新潟大学歯学部、東北大学歯学部、九州歯科大学、 九州大学歯学部、鶴見大学歯学部 |
| 医療法人社団 日吉歯科診療所 歯科医師 |
■著書
「クリニカルカリオロジー」等
■講演概要
患者が歯科に対して最も望むことは何でしょうか?一生自分の歯で食事を楽しみ、会話を楽しみ、健康的な笑顔で人と接することができる、もしそれが可能ならば、誰もがその方法を知りたいと思うでしょう。現在の日本では、歯を失って義歯を装着することが、老眼鏡をかけることのように当たり前の老化現象にとらえられていて、そのような望みを歯科医院で患者から聞くことはほとんどないでしょう。しかし、本当は自分の歯を詰めたり被せたりしてほしいわけではなくて、人生の最後まで歯を悪くしないということを望んでいるのです。
口腔疾患の主なものは、う蝕と歯周病で、両者はバイオフィルム感染症ですから、予防法に大きな違いはありません。リスクを知り、軽減し、原因であるバイオフィルムを継続的にコントロールすることで、自然の歯を健康に保つことができる可能性があります。う蝕と歯周病の成り立ちと予防法、そして疾患に罹患したときの治療法、患者に真の利益が供与される歯科医療の実践についてお話をしてみたいと思います。